【コラム「頭痛と肥満」】

人間には、ストレスなどの様々な病気の素が付いて回っているといえます。
肥満も、そうした病気の素の一つといえます。
そして肥満は頭痛を引き起こす素になることもあるのです。
ここでは、どのような形で肥満と頭痛が結びついているのかなどを紹介していきます。

コラム・頭痛と肥満

若い女性にとって頭痛の種である肥満は、大病の素にもなりかねない健康状態であるといえます。そして頭痛の発症にも大きな影響を与えることがあります。どのような仕組みによって、肥満が頭痛の元になっているのでしょうか。

偏頭痛との関係

あるアメリカの医師の研究では、「肥満は偏頭痛の症状に大きな影響を与える」ことがわかっています。これは、肥満を指数化したBMI指数が大きくなればなるほど、偏頭痛で感じる痛みの度合いが大きくなるというものです。
つまり、体重が増えれば増えるほど、偏頭痛で起こる痛みは強さを増していくということであり、頭痛の人は体重にも気を使わなければならないということでもあるのです。

若年層の頭痛と肥満

別のアメリカの医師の研究では、「未成年の若者の頭痛は、発症に肥満との関係がある」という結果が発表されています。この研究では頭痛を訴える対象者にダイエットを勧めたところ、体重の減少と共に頭痛の症状が緩和していったという結果が出ています。
また、肥満を指摘されることが頭痛の原因ともなるストレスの増加に一役買っていたのではないかとも考えられていることから、子供の肥満は頭痛に大きな影響を与えうる要素となることが言えるようです。

肥満によって生まれる頭痛

肥満体型になるということは、頭痛の原因の一つである血行にも関係してきます。肥満体型になると、肥満の度合いに応じて血管が拡張していきます。
これは肥満の原因になっている脂肪によって血管が圧迫されて血行が阻害されるためです。この血管の拡張は身体全体に起こり、血液を送り出す心臓に負担を掛ける結果に繋がります。このような仕組みによって、肥満体型が頭痛の原因になっているのです。
肥満の人は適正体重の人よりも、頭痛の発症リスクが高いというデータがあるのも肥満体型ゆえの問題によるものであるといえます。

肥満と低体重と頭痛

頭痛の発症リスクを高めるのは肥満だけではありません。過剰なダイエットなどで起こる低体重もまた、頭痛の発症リスクを高めるのです。低体重は、肥満に比べて総数が少ないため参考程度のデータですが、適正体重の二倍以上もの頭痛の発症リスクを抱えているという研究があります。
女性のダイエットは、適正体重を大幅に割り込んだ体重を目標にすることが多いので、低体重による頭痛が発症する可能性が常にあることを自覚する必要があるといえます。

頭痛に備えた体重のコントロール

体重の増減は、頭痛の発症と深い関係があるものと結論付けても問題ないといえます。つまり、適正体重を維持することが出来れば頭痛の発症や発作を抑制することが出来るということでもあります。頭痛に悩んでいる人は、生活内容を見直して肥満の原因を減らすように努力してみるのも良いのではないでしょうか?

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