【吐き気・嘔吐】

気分が悪くなると吐き気を催すことは良くあることです。
頭痛でも痛みが深刻になれば、吐き気を催したり嘔吐してしまったりすることがあるのです。
では、どのような頭痛によって吐き気や嘔吐が起こるのでしょうか?
ここでは頭痛に伴う症状としての吐き気と嘔吐について解説していきます。

頭痛による吐き気と嘔吐

吐き気や嘔吐は多くの病気に付随する症状の一つで、頭痛によっても起こるものです。どのような頭痛が吐き気や嘔吐を伴うのでしょうか。

吐き気と嘔吐の違い

一般的に、吐き気と嘔吐は同じものとして扱われていることが多いのですが、実際には厳密に区別されるべきものであるといえます。
嘔吐は「吐くことそのもの」で、吐き気は「嘔吐の予兆」なのです。また、吐き気と嘔吐は同時に起こることがほとんどですが吐き気を感じることなく嘔吐してしまう場合は、頭蓋骨の内圧が高まっている場合が考えられ非常に重篤な症状が現れているものと考えるべきでしょう。

吐き気や嘔吐が起こる場合

吐き気や嘔吐は気持ちが悪くなったり、食道に物が詰まったりした時に起こるものです。つまり、頭痛による不快感が強くなれば吐き気や嘔吐が自然に発生するのは当然のことと言えます。
しかし、実際に頭痛で吐き気や嘔吐が起こる場合には偏頭痛などの一次性頭痛で吐き気や嘔吐を起こす場合と、二次性頭痛の原因になっている病気で吐き気や嘔吐を起こしている場合の二通りがあるのです。

一次性頭痛の場合

一次性頭痛で吐き気や嘔吐が起こる場合、頭痛の原因となっている血管の炎症が神経を刺激して症状を発生させていることがあります。
吐き気や嘔吐を伴う一次性頭痛は、偏頭痛である場合が多いようです。偏頭痛では、吐き気・嘔吐だけでなく胆汁臭を伴うげっぷが出ることもあるため、人前に出ることが辛くなるなどの弊害を引き起こす場合があります。

二次性頭痛の場合

二次性頭痛の場合、二次性頭痛の原因となっている病気が吐き気や嘔吐の原因でもあるということを疑う必要があります。
頭痛と吐き気・嘔吐が症状として起こる病気には、脳腫瘍やくも膜下出血などの脳の病気や緑内障などの目の病気があります。 つまり、二次性頭痛で吐き気や嘔吐が起こっている場合というのは、重篤な病気を患っている可能性が高いということでもあるのです。

吐き気や嘔吐への対処・治療

吐き気や嘔吐が起こった場合は、コーヒーや炭酸飲料など飲み物や香辛料などの胃に負担のかかるものを控え、お粥などの消化によい食事を少量ずつ食べるように心がけましょう。同時に、頭痛の原因となっている炎症や病気の治療を行なっていきます。
一次性頭痛の場合は、抗炎症剤の投与などの対処療法が効果を発揮します。二次性頭痛の場合は、くも膜下出血や脳腫瘍などの治療に時間が掛かる病気が原因になっていることが多いため、決して素人判断で治療を行なわないようにする必要があります。
直ちに専門医の診察を受けて、適切な治療を早急に始めるようにしましょう。

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