【二次性頭痛】

病気の中には、他の病気の原因となるものがいくつも存在しています。
二次性頭痛は、他の病気が原因となって引き起こされた頭痛なのです。
では、どのような病気が二次性頭痛を引き起こしているのでしょうか。
そして、病気以外の二次性頭痛の原因とはどのようなものなのでしょうか?

二次性頭痛とは

二次性頭痛は、他の病気の発症によって二次的に起こる頭痛のことです。偏頭痛や緊張型頭痛などのように、単独で発症する頭痛は「一次性頭痛」と呼びます。

特徴と症状

二次性頭痛の特徴は、「原因となる病気によって頭痛に付随する症状が現れる」ということです。逆に言えば、二次性頭痛によって原因となっている病気の症状に気づくのが遅れてしまうこともあるのです。頭痛としての基本的な症状としては、頭の痛みやめまい、肩こりなどが挙げられます。

原因

二次性頭痛を引き起こす原因としては、くも膜下出血や脳腫瘍などの脳の病気をはじめとして、頭部のケガやうつ病などの精神面での病気などがあります。代わった所ではカキ氷を急いで食べた時に起こる「キーン」という頭痛や、化学調味料を多用した料理を食べたときに感じる鈍痛も二次性頭痛の一つです。
このように二次性頭痛の主な原因は、脳血管に障害が起きることや、神経に影響を及ぼすことであるということが出来ます。

低髄液圧症候群による頭痛

二次性頭痛の原因の一つに、「低髄液圧症候群」があります。脳は、髄液という体液に包まれる形で頭蓋骨の内部に納められています。この髄液の浸透圧によって、脳は気圧に押しつぶされることなく活動しています。
しかし、ケガなどの影響によって髄液が漏れ出したり量が減少したりすることで低髄液圧症候群を引き起こすのです。この低髄液圧症候群は、ごく最近になってから広く認知されるようになった病気で気づかれにくい特徴を持っています。そのため、頭痛の原因を他の病気に求めてしまうことが多々あります。

生活への影響

二次性頭痛は、偏頭痛や群発頭痛などの一次性頭痛ほど強い痛みを伴うことが少なく、日常生活にはさほど影響を与える事は無いといえます。むしろ問題にすべきなのは、二次性頭痛を引き起こしている原因であるといえます。
二次性頭痛はケガや病気だけでなく、グルタミン酸や亜硝酸塩などの食品添加物を原因として発症することがあります。食べすぎ・飲みすぎで二次性頭痛を起こすと、翌日の体調を崩すことも少なくないのです。

治療

二次性頭痛の場合、原因に応じた対処と治療が重要になります。食べ物が原因になっている場合、安静にしていれば1時間ほどで症状は治まります。それ以外の病気やケガが原因になっている場合は、医師の診察を受けて原因を特定し適切な治療を受ける必要があります。
特に、脳血管の病気は命に関わる場合に発展したり手足が不自由になったりすることが多いため、早急な治療を必要とするので頭痛を感じたら、MRI検査などの精密検査を含む診察を受けておくべきであるといえます。

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