【群発頭痛】

頭痛は、不定期に発症するものと周期的に発症するものに分けることが出来ます。
群発頭痛は周期的に発症する頭痛の一つで、特定の季節ごとに発作が起こるという性質を持っています。
ここでは、群発頭痛がどのような症状を持っているのか、どのような原因で発症しどのような治療を行なうのかを紹介します。

群発頭痛とは?

群発頭痛は偏頭痛や緊張型頭痛に比べて症例が少ないものの、発生する痛みが他の頭痛とは比べ物にならないほどに強い性質を持った頭痛です。群発頭痛とはどのような頭痛なのでしょうか?

症状

群発頭痛は、群発地震のように短期間に集中して発症する性質を持った頭痛です。季節の変わり目に発症するなど、周期的に発生する性質があり3〜4ヶ月に1度、1ヶ月続く頭痛が起こるのが症状の特徴となっています。
群発頭痛で起こる痛みは強く、頭の片側の目の奥にえぐられるような痛みが生じます。群発頭痛の痛みは、「生涯で感じることの出来る三大激痛」の一つに数えられるほど強く、継続性と共に日常生活に大きな支障となるものなのです。

原因

群発頭痛の発症原因はまだ特定されていないのですが、強い痛みを感じる眼窩の奥にある血管が炎症を起こすことで発症しているのではないかという説が有力視されています。群発頭痛は不摂生な生活習慣が原因となって起こっているという説もあります。
また、群発頭痛は痛みの性質から三叉神経痛と混同されることが多いものの、痛みが持続する時間や周期性が異なるため、三叉神経に関連する頭痛ではないことは確かなようです。

生活への影響

頭痛は、不定期に起こる偏頭痛や緊張性頭痛でも日常生活に大きな影響を与え、生活の質を低下させることが多い病気です。生活への影響という点において、群発頭痛は特に強い影響を与える頭痛であるといえます。
群発頭痛の痛みは、立っているのが困難になる他の頭痛の痛みと違って、じっとしていることが出来なくなるほど辛くのた打ち回ってしまうほどの強さを持っています。それだけの痛みが発作から一ヶ月以上続く群発頭痛は、生活の質への影響力が強い頭痛であるといえます。

男女比

群発頭痛の発症例は女性よりも男性に多く見られ、20代から40代に掛けての年齢層に良く見られます。比率では女性2に対して男性8と、男性の発症率は女性の4倍以上になっていることがわかります。これは、群発頭痛につながる生活習慣を女性よりも男性の方に多く見受けられることにも関係しているようです。

治療

群発頭痛の治療は、頭痛の原因となっている血管に起こった炎症の治療が中心となります。対処療法としては、発作が起こった時にトリプタン系製剤の投与が一般的な方法となっています。
応急処置法として、「局所麻酔剤のリドカインを点鼻する」という方法があります。
点鼻から数分で群発頭痛の痛みが和らぐ効果が表れるため、外出先でも手軽に出来る方法といえます。リドカインは、市販の点鼻鼻炎薬にも含まれているため群発頭痛に悩まされている人は一度試してみる価値はあるといえます。

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