【緊張型頭痛】

ストレスが蓄積されると、身体の機能に乱れが生じて様々な不調や病気を引き起こすことがあります。
緊張型頭痛もそういったストレスが原因で起こる病気の一つであるといえます。
どのような原因で緊張型頭痛が発症し、どのような症状を起こすのかなどについて解説していきます。

緊張型頭痛とは?

緊張型頭痛は、緊張状態に置かれた身体や精神が原因となって起こる頭痛のことです。痛みの持続力が強く、場合によっては一日中続くことも少なくないのが特徴です。

主な症状

緊張型頭痛の症状には、「頭を締め付けられるような痛み」や「肩こりなどの首の後ろの痛みとめまい」があります。緊張型頭痛は、他の頭痛に見られるガーンと頭を強く叩かれるような痛みではなく、鉄の輪でキリキリと締め付けるような痛みが長時間持続するという特徴を持っています。
この痛みはさほど強くなく、生活に支障をきたすほどではないのですが持続時間の長さが難点といえます。

発症の原因

緊張型頭痛が起こる原因は、身体的な理由と精神的な理由の二つに分けることが出来ます。どのような形で原因が発生しているのでしょうか?

身体的な理由

身体的な理由で緊張型頭痛が起こる場合、姿勢の悪さなどから来る身体の疲れが大きな原因となります。長時間パソコンを操作するなど、特定の姿勢をとり続けることで筋肉に疲労物質の乳酸が蓄積して血行が悪化します。この血行の悪化が頭痛の原因となるのです。
身体的な理由で緊張型頭痛が起こっている場合、肩こりや眼精疲労などの症状を伴うことが多いのも特徴の一つといえます。

精神的な理由

精神的な理由での緊張型頭痛は、極度の緊張やストレスを感じることで自律神経が乱れて血行が悪化し、神経に負担がかかることを原因として発症します。
つまり、パソコンを長時間扱うだけでなくストレスを感じやすい環境にいる人にとって緊張型頭痛は職業病になりうるのです。

その他の原因

最近の研究では、慢性緊張型頭痛は遺伝的な原因が絡んでいるというデータがあります。しかし、遺伝因子よりも環境の影響によって発症する場合が多いため遺伝が大きく影響しているというわけではないようです。

男女比

緊張型頭痛の発症割合は、男性が3に対して女性が7と女性となっていて女性に多く見られる頭痛であることがわかっています。これは、女性が男性よりも筋力が弱く緊張性頭痛の原因となる肩こりを起こしやすいことに起因しているものと考えられます。

対処法・治療法

緊張型頭痛は、筋肉の緊張や血行の悪化を原因としているのでマッサージやストレッチなどによる緊張をほぐし血行を促進させる対処法が効果的です。長時間パソコンに向き合う場合は、一定時間ごとに休憩を入れて軽い体操を行なうようにすると良いでしょう。

薬剤治療

緊張型頭痛への治療としては、薬剤による治療が行なわれます。痛みを抑える鎮静剤の投与や血行不良に伴う炎症を抑えるための抗炎症剤を中心に投与が行なわれます。
場合によっては、筋肉の緊張を緩和するための筋弛緩剤やストレスを和らげることを目的に抗うつ剤の投与を行う場合があります。

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