【頭痛の基礎知識】

いつ襲ってくるかわからない頭痛を治すためには、頭痛のことを正確に理解しておく必要があります。
頭痛の性質や症状など、知っておくべきことは数多くあります。
そして頭痛を知ることは、周囲の理解を深めることにもつながります。
ここでは、頭痛の基礎知識について紹介していきます。

頭痛の基礎知識を知ろう!

頭痛は、「頭が痛い」という症状だけがクローズアップされやすい為か、原因や弊害などについてまで知ろうという動きが起こりにくい病気であるといえます。頭痛とはどのような病気なのでしょうか。

頭痛の患者数

頭痛はごくありふれた病気の一つで、日本人の3人から4人に1人が発症しているといわれています。病院の外来では、初診患者の約10%が頭痛を訴えているというデータもあります。
つまり、現代の日本では全人口の約30%に当たる3000万人以上の人が、毎日のように頭痛に苦しめられているということになります。そして、「自分だけは絶対に無縁である」と過信することが出来ない病気でもあるのです。

頭痛の原因

頭痛を引き起こす原因には様々なものがあります。脳周辺の病気や血管の病気、頭を強く打つなどの外傷、ストレスなどの精神的なもの、食べ物の影響などが挙げられます。
逆に言えば、頭痛は日常生活の中で起こりうる可能性を常に秘めている病気であり、誰もが悩まされ得る病気であるといえます。

頭痛の症状

頭痛の主な症状は、病名にもなっているように「頭の内部での痛み」が挙げられます。この痛みは種類や個人差によって違いがあり、衝撃の波紋が広がるような痛みであったりハンマーで強く叩かれたような痛みであったりと千差万別なものとなっています。
この痛みは頭痛の種類によって周期性がある場合と不規則に起こる場合があり、頭痛の発作が起こっている時は立っているのも辛いほどの痛みを感じることがあります。

頭痛の弊害

頭痛の弊害としては、「日常生活の困難」が挙げられます。痛みの発作が起こると、痛みが治まるまで何も手に付かなくなってしまうことがあるのです。
外傷によって起こっている頭痛ならば、周囲の人から「ケガのせいだ」と判って貰えるものですがその他の原因で起こっている頭痛の場合、「心配してもらいたいから仮病を使っている」と思われてしまうことがあります。このような「周囲の偏見」こそが頭痛の最大の弊害であるともいえます。

頭痛の治療

頭痛を治すためには、原因の特定と種類や症状に合わせた治療の選択が重要になります。例えば外傷性の頭痛であれば、頭を打った影響で頭蓋骨の内部に頭痛の原因となっている血腫が出来ていることがあります。
こういった場合は開頭手術を行なって血腫の除去と内圧の正常化を行なう必要があります。脳腫瘍が頭痛の原因になっている場合は、腫瘍除去などの適切な治療を行なう必要があります。だからこそ、「たかが頭痛」と侮って治療を受ける機会を放棄することは大変に危険なことなのです。

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